束縛彼氏
第6章 未定
『離して!!嫌だってば!!』
どんなに叫んでも藍斗はただひたすら冷たい目であたしを見るだけだった
だが、藍斗は
「もうあいつの名前何て呼ばせねーから」
そう一言低く言うと、あたしの手首を掴んでいないもう片方の手であたしのワイシャツに手をかけた
…っあたしさっきまで眠っていたから、ブレザー脱いでたんだった!
何て考えるよりも早く、藍斗はあたしのワイシャツのボタンを一つずつ外していく
『やだ!いやっ!…っあ!?』
藍斗があたしの首筋を噛むように舐める
突然のことに吃驚しながらも、藍斗は器用にあたしのワイシャツのボタンを外すのをやめない