兄と首輪
第2章 兄と素足
ソファーでゴロンと仰向けになり…天井を見た…
喉…渇いたな…
でも…冷蔵庫まで…立って行く気力も…
面倒臭い……
ガチャ
「ただいま…」
兄が帰ってきた…リビングに母から頼まれたクリーニングをおきに来た…
「あ、アヤ…お帰り、あ〜制服シワになるぞ?早く着替えろよ」
ソファーで寝転んでたら…シワになるか…
『ん…着替えるよ…』
私はソファーから立ち上がり…部屋に向かった…
あ…ついでだ…ミネラルウォーターでも飲もう…
冷蔵庫から冷えたミネラルウォーターをだし…一口…
ポタポタ…ポタ
あ…寝ぼけてたのか…口のわきからこぼしてしまった…
「おっおい!アヤ…なにやってんだよ…床までこぼれたぞ!」