兄と首輪
第7章 妹とホテル
アヤは…ファミリーリングを・・・・
強く握り締めた・・・
強く握りすぎ…爪が…食い込み
手の平から…血が…にじんできた…
「!アヤ!!!!止めろ!!!!」
アヤの腕を掴んだ!
握られた手を開かせようと…俺は必死になった・・・
『うっぅぅぅ…私は…・・・・・・私は・・・・』
指を緩めるアヤの手の平には…爪で傷つき血が出ていた…
『うっ・・・・・兄さん・・・・・好き・・・・
好き・・・・・
好き・・・・・・・・』
泣きながら…俺を好きだと…
訴えるアヤに…
俺は…キスを・・・・した
『ん!ぅ・・・』
クチュウ…チュ・・・・・
俺はアヤの唇を舌でなぞり…
ゆっくり…アヤの唇の隙間を舐める…クチュ・クチュ・・・
アヤの舌が唇の隙間から…俺の舌を誘うように…出てきた…
俺達は…お互いを求めるように…深い…キスをした…
クチュ・クチュ…クッチュン…
『兄さん…初めて・・・
キス・・・・・出来た・・・・・・我慢してた・・』
「…わかってた…アヤが…いつも我慢してるの…」
俺は…アヤを…抱きしめた…
「アヤ・・・・・愛してる」
『//////』
アヤは…顔を俺の胸にもぐらせ…泣いた…
『うっ・・・・兄さん…』