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家庭教師

第10章 ホテル

店を出た二人はホテル街へと向かった。


ホテルへ行くのが初めての純太は動揺を隠すため思わず里美の手をギュッと握った。


いきなり手を握られた里美は特に驚きもせず、純太にニコッと微笑んだ。


純太は、里美のその態度がまた自分を見透かしているようで恥ずかしくなってしまった。

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