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側にいられるだけで④【牡丹の花の咲く頃には】

第20章 第四話 【牡丹の花咲く頃には】 花びら占い

-キョンシルというのは、実は若くして亡くなった私の友人なのです。美人で頭も良くて性格も申し分ない人だったのに、不幸にして亡くなってしまいました。
 なので、あなたがキョンシルとう名前のヒロインで小説を書いて、キョンシルが幸せになったので、私も嬉しいです。彼女は現実には若くして亡くなったけれど、また物語の中でこんなに幸せになったと思うと、亡くなった友人が少しは浮かばれたような気がして、私も嬉しいのです。

 これが先生の言葉です。
 キョンシルがまさか先生のお友達、しかも若くして亡くなられた女性だというのをこのとき、私は初めて知りました。

 キョンシルという女性が実は実在の人物だったと申し上げたのには、こういう背景があります。
 
 ここまで長い話を読んで下さいました皆様、本当にありがとうございます。
 
 現在は、新作の 最初に出逢った頃のように~後宮悲歌~をこのサイトで連載始めています。
 実は、この作品を一つの区切りとして、作品の舞台をまた日本に戻すつもりで、後宮悲歌はこの区切りをつける作品と思い、この四年間、韓流小説を書いてきたまとめとして頑張って書きました。

 国王と出会い、愛してしまったために悲劇に巻き込まれる少女の話です。後宮が舞台で、陰謀あり、涙あり、純愛あり、笑いあり、濃厚なシーンも多少? あります。
 もし良かったら、是非、こちらもご覧になってみてください。
 どうぞよろしくお願いします。

 それでは、心からの感謝を☆

        作者 謹言
 

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