君の笑顔
第3章 隣の子 ~陽介~
「はーい、みんなおはよー」
そう言いながらクラスに入る先生の後に俺は続いた。
クラスの空気が変わった。
「はい、昨日も話したけど今日は転校生が来ています。」
先生はそうみんなに伝えた。
顔を上げると、みんなが俺を見ていた。
これが、新しいクラスメート……
「じゃ、陽介くん、自己紹介して」
心臓じゃなくて逆にからだが動いているんじゃないかというくらい、ドキドキとからだがうるさい。
「山崎陽介です、仙台から来ました、よろしくお願いいします。」
声が震えないように最大限努力しながら自己紹介を終えると、拍手が起こった。
「はい、じゃあ陽介くんは……和泉(いずみ)ちゃんの隣に行こうか。あそこね。」
先生が指差す先に空席があった。
そして隣にはポニーテールの綺麗な女の子がいた。
あれが“和泉ちゃん”だろうか。
そう言いながらクラスに入る先生の後に俺は続いた。
クラスの空気が変わった。
「はい、昨日も話したけど今日は転校生が来ています。」
先生はそうみんなに伝えた。
顔を上げると、みんなが俺を見ていた。
これが、新しいクラスメート……
「じゃ、陽介くん、自己紹介して」
心臓じゃなくて逆にからだが動いているんじゃないかというくらい、ドキドキとからだがうるさい。
「山崎陽介です、仙台から来ました、よろしくお願いいします。」
声が震えないように最大限努力しながら自己紹介を終えると、拍手が起こった。
「はい、じゃあ陽介くんは……和泉(いずみ)ちゃんの隣に行こうか。あそこね。」
先生が指差す先に空席があった。
そして隣にはポニーテールの綺麗な女の子がいた。
あれが“和泉ちゃん”だろうか。