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気にする？


いやいや、俺は別に気にしちゃ…


「そうだよ！陽介くん、もう２年も前の事だから！」
溝口さんも和樹に続く。


おいおいおい、

なんで…


「なんで、俺が二人に励まされなきゃいけねぇんだよ。」

何だかおもしろくて笑ってしまった。


溝口さんと和樹が顔を見合わせる。


「…次行こう、あさみちゃん」

「そうだね…」


なななんだ、その諦めた顔はーー！


スタスタと先を行く二人を寝不足の頭を抱えながら俺は必死に追い掛けていった。