テキストサイズ

君の笑顔

第9章 再び ~陽介~

「手、どけて。」

そう言われて俺は右頬を覆っていた手をはずす。


「うわ。結構ひどいなぁ。」




そう言って、片野は俺の右頬に触れた。



怪我をしているからだろうか、触られているところが熱くなる。








「…ごめんね。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ