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君の笑顔

第9章 再び ~陽介~

俺がそういうと、

片野はほほえんだ。


かわいい……


俺はたまにしか見えない笑顔の片野を見て、素直にそう思った。



そして、片野は俺の頬から手を離し、アイスノンのを充てた。


「つめたっっ」



「はははっ。おもしろ。じゃあ、私、先いくから。先生きたら一回見せなね。教室の先生には、スケのこと言っとくから。」



さっき、陽介だったのに。


「じゃあ。」


そういって片野は出ていこうとした。

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