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君の笑顔

第3章 隣の子 ~陽介~

「陽介~!起きてるなら着替えなさい!初登校でしょ~!」

母さんの元気な声。


「分かってる、起きてるよ。」
そう答えながら、新しいハンガーに掛かった新しい制服を取った。
ゆっくりと着替える。

同じクラスの子は、もう俺が来ることを知っているのだろうか?
だとしたら、やっぱり期待…してるよな。

そんなことを考えながらリビングに行く。

「おお、中々その制服も似合うじゃないか」
出る準備をしながら父さんが言った。

「うん。」

「初登校、まぁ気楽に頑張れ」
そう言って父さんは家から出ていった。

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