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初恋好為

第2章 嫌いなもの嫌われる人

次の日の朝。


『ねぇ…知ってる?星野くんが…。』


『えっ?!嘘でしょー?!』


『でも、ひーちゃんが言ってるよ…』

ヒソヒソとそんな声が教室じゅうに…。


あーあ…やっちまった僕。


もう、取り返しつかないから、エロキャラを極めるとするかな…。





「どんまいだな!優!はっはっは!」


クラスのエロキャラ、山本が言った。

ふっ…みんなにエロキャラエロキャラ言われてるけど、こいつはまだまだだな。

僕のがエロい!!!!!!


山本は、僕のクラスで唯一、僕がドエロいことを知っている。

小学校からの親友だ。



「ほ…星野くん。」

槇本さんの友達の中河さんに話しかけられた。

「ひーちゃんからきいたんだけど…。」


「うん。」



「昨日のアレって…山本くんの?」

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