テキストサイズ

初恋好為

第5章 告白とのっちゃんと

それから、のぞみには野菜がたっぷり入ったおかゆをつくって、リビングでエリカと二人で晩御飯を食べた。












気がついたら朝だ。



「あ…やべ。」

隣をみると、エリカがスースー息をたて寝ている。

まつげ長い…。肌も白くて人形みたい…。

僕は思わずみとれてしまった。

唇もとってもプニプニで…。



く…くちびる?!


あれ?!お…おかしい!!!

ほ…僕おかしいぞっ?!


い…今まで女の子の唇とか全然みてなかった!

みてたのはおっぱいと足脚!!!!!


おかしい…。



も…もしかしてこれが恋というやつなのかっ?!

ち…違うのか…。


やべー…全然わかんない。わけわかめ。




「ん…ん…ぅ…あっ!あれ?!わたし寝ちゃったっ?!」


「あ…!お…おはよう!エリカ!」


「優くん…おはよーぉ♪」


寝ぼけてらっしゃる。

パタンっ


と、またエリカは二度寝。


時刻は7時30分。学校には間に合うな。


「エリカ…。」

「す…。」

「?」

寝ぼけているのだろうか…。寝言が…。

「す…優くん…。」

「は…ハイ!」


あれ?何も言わない。



と、思った。ら、


僕は衝撃なモノをみてしまった。


つー


と、エリカの頬から流れる涙。



「え」



なんで…泣いてるんだ?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ