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君がいいんだ

第5章 スウェット

今度は…
俺もスウェット持ってくるかな
ジーンズじゃ寝にくいし
それに…
一部分だけだけど
めっちゃ痛いや…///

朝にはようやく落ち着いて
起きてきた彼女にもバレずに済んだ

「朝ごはんは?」と聞く彼女にコーヒーだけ入れてもらって飲み干す

「また連絡するね」
「うん…///待ってるね」
「いってらっしゃいのチューは?」

意地悪く彼女を覗きこむと
「いってきます、のチューは?」
と切り返してきた
二人で笑いながら、どちらからともなく
唇を重ねる

彼女に見送られ、マネージャーの車に乗り込んで、一応報告をする

「というわけで…その…」
「お付きあいスタートってことですね!?」
「はい…」
「恋愛禁止というわけではないですから
自由ですが、あまりハメを外さないようにお願いしますね」
「わかりました…」

しばらく無言でいると、マネージャーが
突然笑い出した
「え?中野さん!?」
「すみません…(笑)いや、ちょっと…(笑)」
「なんすか!?」

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