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「…ひつじ、俺は旦那様と呼ばれて良いのだろうか……」

「…でしたらなんとお呼びすれば？」

「………」

「坊っちゃんがなめられるが嫌だからと
旦那様と呼べと仰ったのですよ？」

「わかってる…！
お前にそう言えと言ったのも会社の威厳を保つ為にだ
でも……」

「自信が無いのですか？」

その言葉に俺はひつじの顔を見た