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夢の虹

第2章 となり


「ごめんな、心愛」


隣で流星が小さく謝った。


「いいよ…私も悪かったし…」


そう言って私は流星を許す。

なんで私だけこんなにどきどきしてるんだろう。

流星は平気そうなのに…

なんか悔しい…

その後はどきどきはしていたけど、頑張って授業を聞いていた。


「よし、教科書の25ページを開けー」


25ページ…

私はページをめくろうと、手を伸ばす。

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