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夢の虹

第2章 となり


ふわっ


何かが手に触れた。

それは流星の手―。

ページをめくろうとして流星と手が触れあった。

瞬間、時間が止まる。

思わず見つめ合う流星と私。

って、何やってんだ私!!


バッ―…


そう手を離したのは私も流星も同時だった。

そして私はそっぽを向く。

今まで以上に心臓の鼓動が早くなってるし、顔も熱い。

顔から火が出そうだ。

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