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自叙伝

第2章 中学生

中学2年生になっても1年の時と行動する友人は変わらなかった。
というのも1年生の時に仲良くなった麻子とあゆむと同じクラスになれたからだった。

「千尋はもっとおしゃれした方がいいよ」

「あゆむみたいにパンツ見えそうなくらいスカート短くしてルーズなんてはいたらうちの親絶対にキレるから無理だよ」

「千尋のお母さん厳しかったっけ?」

「うん。この間だってあゆむと麻子がスカート丈切ってもらったから私もしたかったのに怒鳴られたから私だけ未だに腰でグルグル折ってスカート短くする方法なの」

「いつも一緒に登校してる佐野さんなんて買った時のままの長いスカート丈だもんね」

「そうそう。美波のせいもあって親がみなちゃんは膝丈なのにって比べるんだよ。今時膝にスカートつく長さの方が珍しいのにさ」

私の通ってる中学では近くのスーパーに仕立て屋さんが入っていたため、グルグル折ってはくスカートは後ろが長くなったりどこか歪で面倒くさいということもあってか、中学生活に慣れだした頃から半数くらいの女の子が徐々にスカート丈を切りに行っていたのだった。

だからスカート丈を切ることが小さな私の憧れでもあった。
スカート丈の他にも靴下には敏感だった。
あゆむのようなクラスで目立っている一部の子はルーズソックスをはいていた。
だけど大半は私のように紺ソか白いハイソックスだった。
そして冴えない少数派の子達は短い白い靴下をはいていた。
美波はその冴えない少数派に属していた。
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