テキストサイズ

赤い印

第4章 波乱の部活時間

プラネタリウムが終わった途端、
女の子たちは2人に群がった。

「あの、メアド教えて下さい!」
「彼女いますか?」
「どんな子が好み?」
「握手してください!」
「写真撮ってもいいですか!?」

…うわぁ…

「プラネタリウムの公演は終了!
 だから皆帰って!」
部長がそう言っても女の子たちの耳には届かない。

「皆、公演は終わったから
 俺達これからやることあるし入部希望の子以外帰ってくれる?」

那貴がそういって諭すと、

「じゃあ、入部します!」
「私も!」

女の子たちは一向に引かない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ