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赤い印

第5章 夜の天文部

先生は化学の先生で博士?を持ってるって言ってた。

「先生、私別に寒くないですよ」
「そうですよ先生。僕のブレザーだけで足りてます。」

部長が口を開いた。

「…フン…。」
先生は脱ぎかけの白衣を着直した。

「部長、ピント合ったんですね」
「うん、火星。」
部長がすごく嬉しそうにニコニコしている。

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