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僕の初恋

第10章 2013年 お泊まり会


中に入ると、天井がとても広く、ラウンジ、コンビニ、エレベーター、有名な料理店等、設備が他のホテルより立派だった。

「わあ…すごい」

「じゃあ、ここは80階建てで分かりづらいだろうから二人が行きそうな所だけ紹介するよ」

そう言うと、永野は俺と優愛にパンフレットを渡した

「まず、パンフレットを見てほしいんだけど…一階はラウンジ、コンビニ、レストランくらいかな。そして二階は温泉やエステ、休憩ルームがある。そして三階はカラオケやボーリング、ゲームセンター等遊ぶ所が沢山ある。そして四階はツーショットルームと、コンビニ。」

「コンビニ二店もあるんだな…」

「まあ次に、五階は交流ルーム。六階からは泊まる人達の部屋かな?そして屋上の80階にはプールや星を見たい人達の展望室と、BARがあるよ。以上!」

「それで?部屋割りは?」

「部屋は1304号室が俺と優介、1305号室が優愛ちゃん、1306号室が寿也にしました!寿也は一人希望が出てたから一人に、優愛ちゃんは女の子だから一人に!」

「そんじゃ、これからどうする?」

「んー、それぞれ荷物置いて自由行動にするか!んで、PM六時に俺と優介の部屋集合!と言うわけでこの鍵」

そう言うと永野は一人ずつ鍵を渡した


「それじゃ、俺先に行くわ!」

と、永野は走って行ってしまった

「…じゃあ、優愛俺行くな」

「あっ…まっ…」

「?」

「あっ、ううん!お兄ちゃん後でね!」

そう言うと優愛はエレベーターの方に向かった

「永野は走って階段か…?」

「そうだな、優介も走って行けば?」

「ああ、そうだな」

俺は階段の方に向かった


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