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僕の初恋

第2章 2013年 新しい時間

「…まあ、いいや」

永野は下を向いた。

無言のまま、登校した。

…妹の事しか考えていなかった。

…誰かに取られたら?優愛が誰かを好きになったら?

…怖かった。


そんな事を考えているうちに学校に着いていた。

新しい学校。…僕は友達も彼女も作る気はない。

…妹が手に入らなかったら、意味が無い。

僕は自分で言うのも変だけどモテてた。

後の話になるけど、ラブレターが1日1通は必ず入っていた。

…面倒な学校だった。

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