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僕の初恋

第2章 2013年 新しい時間


入学式が始まった。…話が長い。

「おいっ」

隣は永野だった。

「チッ、何だよ」

「ほらほら、新入生代表‼メッチャ可愛いー」

「新入生代表?」

俺はステージの方に顔を向ける。

…まあ、確かにモテそうな顔をしている。

ショートヘアーに巨乳…ってとこだろうか。

…優愛よりは、ブサイクだと思う。

世界の中で俺に女の子と言える子は優愛しかいないと思う。

…ってまた何言ってんだ、俺…。

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