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僕の初恋

第1章 2007年 思い出


「あれ?せきがいっぱいだ…」

そう思っていた時

「ここどうぞ。」

おにいさんがゆずってくれた。

「あ、ありがとうございます。ゆうあはいいから、
おにいさんとおにいちゃんですわって?」

「う、うん…ありがとう」

「優愛ちゃんって言うんだ。やさしいね。
でも、きけんだから座らないと…」

「だいじょうぶだから、おにいさんがきけんになったら、ゆうあがたすける!」

「/// そっかあ、頼もしいな…」

僕はその時、心がモヤモヤした。

この男が、凄くムカついた。

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