僕の初恋
第1章 2007年 思い出
「ゆうあー…たべすぎじゃない?」
「そう?まだ3つしかたべてないけど」
「ゆうあー…ぼくのおにぎりあとひとつしかないじゃん…」
「えへへ…ごちそうさまあ」
食べっぷりは…
見事だった。
「あ、キレイー…」
「ほんとうだー!」
僕達は外を見ると、海が見えた。
ここの海の名前は、今の僕も知らない。
どこだったかなあ…。
「ねえ」
「なあに?」
「ゆうあ、トランプしよう!」
「うん?いいけど…」
「まけたらあ…バツゲーム!」
「ええー!?なんの?」
「まあいいからあ、ねっ、いこう」
僕達は、ロビーに向かった。