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僕の初恋

第1章 2007年 思い出


「あ、着いたみたいだね」

「やったあ、おにいさん、まっててね!おにいちゃん、にもつとりに……」

僕はその時泣いていた。

…情けない。

僕はこの時に気づいた。




妹が、





好きだということに。

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