
僕の初恋
第6章 2013年 嫉妬
教室に戻るとクラスには8〜9名しかいなかった。
「あれ、少なくないか?」
「あ、甲斐。今日インフルエンザでほとんど休みなんだわ。学級閉鎖かもねー」
「へー。」
俺が席に着くと、目の前にはあの女が。
「優介くんっ!」
「チッ…お前はインフルエンザじゃなかったのかよ」
「えへっ♪…あ、そーだ。
明日暇かな?」
明日…
「無理。」
「そっかあー…妹さんがいるから?」
「なっ…!」
「私さー、見ちゃった。…
近親相姦っていうの?」
俺は立ち上がる。その時、椅子が床に倒れた
「だ、誰にも言ってないよな⁉」
「クスッ やだあ、可愛い。」
「…用件は」
「んー…じゃあー…
私とエッチして」
