私と彼と、そして…
第3章 何でもない日常に
詩織が復帰してから1ヶ月経ち、久しぶりの仕事も慣れた。
新しい顔ぶれにも馴染み、家庭と仕事を両立させながら忙しい毎日を過ごしていた。
髪の長い詩織は毎日髪型を変え、拓也がよくそれに気づいた。
「今日お団子ですね。似合ってますよ」
「今日はいつもとメイク違いませんか?何か雰囲気違いますね。」
毎日顔を合わせる度に何かしら気づいてくれる拓也。
(旦那は、髪の毛切っても褒めてくれなくなったのに…)
詩織の中で、些細なことに気付いてくれる拓也の存在が気になり始めていた。
新しい顔ぶれにも馴染み、家庭と仕事を両立させながら忙しい毎日を過ごしていた。
髪の長い詩織は毎日髪型を変え、拓也がよくそれに気づいた。
「今日お団子ですね。似合ってますよ」
「今日はいつもとメイク違いませんか?何か雰囲気違いますね。」
毎日顔を合わせる度に何かしら気づいてくれる拓也。
(旦那は、髪の毛切っても褒めてくれなくなったのに…)
詩織の中で、些細なことに気付いてくれる拓也の存在が気になり始めていた。