KISSからはじめよう
第5章 にの&あやねえ、企む
かなり強引におすすめしちゃったけど
彼女は気に入ったみたいで
ボディクリームと
同じ香りのハンドクリームを買ってくれた
レジに表示された時刻は19:00
そろそろサプライズの時間
会計を終えると
時計を気にしているのがわかる
「お店…もう閉店ですよね…?」
心配そうに彼女が聞いてきた
「えぇ…もう閉める時間だけど」
「実は…ここで待つように言われてて…」
「待ち合わせ?」
「…はい…」
「来るまで居てもいいですよ」
そう言って店内のカーテンを下げ始めた
すると2階から「彩乃さーん」と声が聞こえた
「はーい!」
その声に返事をして「彼が帰ってきたみたい(笑)」と彼女に言う
同時に彼女の携帯が鳴った
すまなそうに店のはじっこで電話に出る
かずちゃんはもう店に降りて来て
私を後ろから抱き締め
肩に顔を乗っけて
はじっこで話をしている彼女を
一緒に見ていた
彼女は気に入ったみたいで
ボディクリームと
同じ香りのハンドクリームを買ってくれた
レジに表示された時刻は19:00
そろそろサプライズの時間
会計を終えると
時計を気にしているのがわかる
「お店…もう閉店ですよね…?」
心配そうに彼女が聞いてきた
「えぇ…もう閉める時間だけど」
「実は…ここで待つように言われてて…」
「待ち合わせ?」
「…はい…」
「来るまで居てもいいですよ」
そう言って店内のカーテンを下げ始めた
すると2階から「彩乃さーん」と声が聞こえた
「はーい!」
その声に返事をして「彼が帰ってきたみたい(笑)」と彼女に言う
同時に彼女の携帯が鳴った
すまなそうに店のはじっこで電話に出る
かずちゃんはもう店に降りて来て
私を後ろから抱き締め
肩に顔を乗っけて
はじっこで話をしている彼女を
一緒に見ていた