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執事様のご奉公〈BL注意〉

第1章 朝の目覚めは



「もしや、
熱でもあるのでは――…」


「な、無い!無い無い!!」


おでこに手を当てようとするのを、全力で止める。


「そうですか?
なら良いのですが・・・」


そんな事されたら、
逆に熱が出そうだ。


緊張で心臓発作でも
起こしてしまいそう。


…ああ、格好良いのは罪だ。
そう、改めて思う。

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