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姫と騎士と吸血鬼

第4章 ウォートマタ




「本当ですか?」




『はい、ですが《ルトン》を人形の体内に移すのは成功率が低すぎます

まだ、成功するか分かりません


が、私を信じて下さい

一週間、猶予を下さい
それまでに結論を出します

一週間後、また貴方の屋敷に足を運びます』





ガシッ




「ありがとうございます」



スザクは床に膝をつき



チュッ





私の手の甲にまたキスをした











何度しても同じなのに…








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