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姫と騎士と吸血鬼

第5章 続く影




「どうしてここに?」



驚いた表情をするスザク



『単刀直入でお聞きします。

屋敷の者から

この`五十里の森´でまた死体が見つかった、と聞きました

先月の末からです

そして今ここにある死体、貴方の屋敷で見た物と同じです

どうしてですか?』







「…話さなければ、なりませんか?」



少し困った顔をするスザク




だが、そんなのお構い無しに

『勿論です』





少し間があったが


「分かりました

自分の屋敷に来てくれますか?」




私は頷いてスザクの後を着いて行った









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