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姫と騎士と吸血鬼

第5章 続く影




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プクプクプク





ギー


扉が開き


タッタッタッ



誰かが走ってきた



「アスタ様!」





ギュッ





私に抱きついてきたのはマリティア


『マリティアさん』



ニコッ





「お兄さま、アスタ様が笑って下さいました」



「それは良かったな」





「アスタ様、こちらに」



マリティアは私の手を握って奥の机まで連れて行ってくれた




「お座り下さい」


マリティアは椅子を引いてくれた




『ありがとうございます』



私が椅子に座るとスザクは


「またお会い出来て光栄です」









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