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先生が教えて。

第20章 奪い合い




トンッ…




裕太の肩を軽く押して、裕太を私から離した。




「裕太、今日なんかおかしいよ…?」




裕太は驚いた様に目を見開いた。





そしてフッと笑うと





「何処が?」






「なんか…、いつもと…違うよ」




「今日の俺、変?」




「変だよ。いつもの裕太に戻って」





「…ごめん」





そう言って裕太は私の髪をくしゃっと撫でた。





やっぱり何処かおかしかった。



昨日の事が関わってるのかな…





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