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先生が教えて。

第29章 六年前*総司side*








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そして俺は、前から誘われていた北海道にある名門高校へと行った。







愛梨には黙っていた。









でも俺は、絶対に愛梨を迎えに行くと覚悟を決めていたんだ。





愛梨がいないという事がどんなに辛い事だったか。





そして何度も何度も折れそうになりながら、一年が経って。





愛梨の高校の卒業式に、こっそり行っていたんだ。







迎えに来た。







そう言って、また幸せになろう。





心に決めて愛梨に会おうとした。














しかし、そこには辛い現実しかなかったんだ。










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