テキストサイズ

先生が教えて。

第30章 同棲





裕太が私の真横に腰掛ける。





「愛梨、今日元気無いな。
どうしたんだ?」







不意を突かれた様に、私は固まる。




そして、震える声で




「何にもないよ…」



そう言って、裕太に勢いよく抱きついた。






「わっ、ぷ」




私が押し倒す様に、裕太に覆いかぶさる。



ダブルベッドのマットレスが軋む音と共に、倒れる私達をマットレスが優しく跳ね返した。





「愛梨に襲われてる」




そう言って裕太は笑うと、私の唇にキスを落とした。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ