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ポチのぺろぺろ体験記

第14章 エッチなお姉さん その1

こういう時に自分の中でびくびくしちゃう部分がある。

なかなか風俗に踏みきれなかった大きな理由の一つ。

皆さんも同じじゃないかと思うけど、子供の頃から見たり読んだりするいろいろな物語に出てくる典型的なシーン。

親の借金とかでお金に困った女の子を、スケベな成金おやじが、まるでほっぺを札束で叩くような感じで、好きにしようとする図式。

決して自分はこんな汚い大人にはなるまいと涙に誓いながら育ったのは僕だけではないでしょう。

いや、それが今では風俗通いを始めちゃって、面目ない限り。

それでもいまだに常に、そんな図式にはまっちゃうのを恐れている自分があるんだけど、
救われるのは、店の女の子があっけらかんと悲壮感なく働いてて、ニコニコと楽しく会話してくれること。

こちらの罪悪感スイッチも入らず、お金を払ってプロのサービスを受けに来てるんだな、という、互いに清々堂々とした気分にさえなれるよね。

この時も明るく話をしてくれて、大丈夫ではあったけど、ちょっとびくびくはしちゃいました。

この子は帰りがけに次回指名料割引の名刺をくれたけど、それっきりになってしまった。

店を固定しないと、なんだかんだで、いいなと思った子でも、気付いた時にはいなくなって、それっきりになることばっかり。

思えばまだ、3回入ったことのある子って、いない気がする。

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