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にゃんと喘いでくれるよね

第10章 猫と特別






みいを探しに走り出した。







何度も転けて


何度も擦りむいた。








はは…



だっせー!!







これだから

何も上手くいかねーんだよな

僕って…っ









いてーよ。




みい…お前が言ってた左胸あたり




今…すっごく痛い。









息をきらしながらも


人ゴミをすり抜け走り抜ける。








すると…妙に人だかりができている


ところに目がいった。








まさかなー‥


なんて思いながらも


人をかき分け進んでいくと


そこには見たくもない

光景が広がっていた。

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