テキストサイズ

にゃんと喘いでくれるよね

第10章 猫と特別






「みい!!!!」






そこからは

あまり覚えていない。






とにかく必死で

みいをかついで家まで

連れ戻したのは覚えている。









息はしていて


でも…もともと白い顔が


白いっていうより




青白くなって目を閉じて

倒れているのを見て



僕は息が出来ないっていうのは


こういう事かと

身をもって体感した。












みいが目を覚ました時は

死ぬほど安心した。






でも…途端に



罪悪感が僕を


浸食して




みいの顔がまともに見れなくなった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ