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にゃんと喘いでくれるよね

第10章 猫と特別






みいを泣かしたい訳じゃなかったのに





僕だって


抱きしめたい。











めちゃくちゃに


強く壊れるまで抱きしめたい。









僕が


言う言葉



1つ1つに反応して


涙を流すみい。









嗚咽までして…






僕はこういう事を臨んでたのかな?






みいは僕をおいて



どこか違う所へ行くのを

臨んでたのか?










絶対違うよな。






僕だって…みいが必要だし



本当にわがままなのは


みいじゃなく





僕の方だ。

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