にゃんと喘いでくれるよね
第1章 猫と僕
「……ネコ」
「……うん。
じゃあ今日から″みい″って
名前だから」
「……みい…?」
「うん」
とりあえず、僕には
ネーミングセンスのかけらもないし
昔飼ってた猫の名前にした。
そっちの方が覚えやすいし。
「あなたの…名前は?」
僕ん家へむかいながら
彼女は
僕に警戒心むき出しで少し
傷ついた(笑)
「内緒!」
すると爪を少したてて
僕の腕にしがみついた
「み、みい…水たまり
き…嫌い…にゃ…っ!」
ご、ご、語尾ー!!!!
ってか…
僕…
彼女はこれからやっていけるのか…
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