にゃんと喘いでくれるよね
第12章 猫とリアル
みいは店長へ
泣きながらも必死に説明した。
店長はみいをなだめては
くれない。
ただいつもと同じ表情で
頷いて聞くだけ。
きっと…店長には
答えが出てるんだ。
「はぁ…
そんな事位で…」
ビクッ
「そんな事…?!」
「だって…
アナタ…ご主人様の事
好きなんでしょ?」
ふるふるっ
「…大好き…なんだにゃぁ…」
「ふふっ…」
ぎゅっ
「!!??」
「だったら大丈夫。
きっと…ご主人様も
アナタを今頃探し回ってる頃かしらね」
「…そ…そんな事…っ」
プルルルルルルルルルル
「あ…
ごめんなさいね?」