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にゃんと喘いでくれるよね

第13章 猫とノラ






何で…コイツの声が聞こえんだよ…っ








『お?

りくテンション低いじゃん(笑)


ってかお前カラオケ来れねーの?』











「…今お前ら2人でカラオケ?」







…んな訳…




『あぁ!

よく分かったな!(笑)』









おいおいおいおい。







マジ意味わかんねーし(笑)









「ははっ…



2人楽しんでるトコ邪魔しちゃ


わりーし、行かねー」










『りく拗ねんなって(笑)



雪ちゃーん!りく来ねーってー!』










くそ腹立つ。







普通付き合ってる女が



好きだっつってる奴と




2人でカラオケ行くか普通…








まぁ…セックスした


僕が言えねーけど。










『もしもし柳井君?


こないのー?

お願いきてよぉ…』








甘ったるい声出しやがって。







「行く訳ないじゃん」








『もしかして…怒ってる?』








「…別に」




別にどうでもいい。

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