にゃんと喘いでくれるよね
第5章 猫とヤキモチ 2
「ただいまー」
無理にテンション低く
振る舞う。
「みいー
いるのかー?」
キッチンの方へ向かうと
かかとやひじ、腕に
傷をおった
みいの姿があった。
「お、お前!!
どーしたんだよ、その
傷!!血出てんじゃねーか!!」
腕を掴むと
パシっ
「フーッ!!」
え…
めちゃくちゃ怒ってますやん。
「そんな怒って
どーしたんだよ!!
早く傷の手当てを…!!」
「これくらい平気にゃ!!!」
「平気な訳…「うるさいにゃ!!」
ドンっ
「いってー」
突き飛ばされて
目をあけると
僕にまたがっている
みいの姿。
「りくなんて…
嫌いにゃ…っ…!」
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