テキストサイズ

にゃんと喘いでくれるよね

第5章 猫とヤキモチ 2






それが嫌で逃げたくて


僕はまだみいのミミを掴んでいる



左手をくりっと動かした。











「んっ…///



…っ…にゃ…っ///



~っ///」









少し目をあけてみいの

表情を見ているだけで



たまらなく興奮したし


たまらなく愛おしかった。










僕の左手は動きっぱなしで



みいは僕とくっついている唇の


隙間から、にゃんっと声をもらす。









ちゅっ







かぷっ








みいは時折僕の唇を


噛んで、僕にこたえる。









何度も何度もお互いを


求め合うけど


足りなくて






もどかしくて





僕は初めて



この子が欲しいと心の底から思った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ