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にゃんと喘いでくれるよね

第7章 猫と混乱






今日はあいにくの土曜日。




みいとは顔をあわしたくなかったから

今日は学校へ行きたかった。










コンコンッ





「り…りく…っ

入るにゃ…?」







「…」




なんでくんだよ!!






やっぱり思い出されるのは

昨日の記憶。








ガチャン






「…りく…


今日どこか行くの?」









「うん」





布団を頭までかぶりながら

僕は答える。







「そっか…」








バタンッ





どうしてそんな

テンション低いんだよ…っ






みいの全てが気になり過ぎて

逆に気持ちが悪い。

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