にゃんと喘いでくれるよね
第1章 猫と僕
「えっとー、
この子達はなんでしょう?」
うつむいたまま、お姉さんに
聞いてみた。
うつむかないと、あの光景が
また目に入って…うあああぁぁぁっ
「あっ鼻血がっ!
はいティッシュ」
「あ、ありがとうございます」
「ひどく動揺してるわね?(笑)
この猫ちゃん達わね…」
ゴクリッ…
「ただの猫好きよ♡」
「は?」
「猫が好きすぎて、自分で
コスプレしちゃってる哀れの子達よ」
「全く理解できませんが…」
「日々増えつつあるの…
困ったわ…」
「だからって、なぜ僕が
選ばれた人間で、この子達の1人を
プレゼントされなきゃいけなくて
ってかそもそも、ここって何ですか?!」
「んー
にゃんこ喫茶よ」