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私のはぐるま

第3章 帰り道

地元に戻るのに帰宅ラッシュと重なり電車の乗車率は120%だ。


そんな中勇は優南がつぶれないように気を使ってくれた。

そんな些細なことも優南には嬉しかった。


「勇さん、ありがと」


「こんなの当たり前」


「うん・・・」


勇が頑張っている姿を見て、キュンとした優南は悪戯を想いつく。

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