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恋って言われたから愛にきた

第1章 私とゆうき君

〜放課後〜
きららとゆうき君のことばっか話してたら…


「ゆうきのこと好きなん?」

その声はあんなさんだった。

「えっえっと…」

「ふーん」

いじわるそうに笑う。すると


「昔よくゆうきと遊んだんだー。肝試しなんかしたらゆうきが泣いちゃってさぁー笑))」

あんなさんが言う。



私はあんなさんがいろんなゆうき君のコトを知ってることを恨んだ。ショックだった。当たり前のことなのになんでなんだろう。私は1年でゆうき君とはしゃべったこともないのになんであんなさんとゆうき君とのカンケーにムカついてるんだろう。それはまぎれもなく嫉妬だった。



「ゆうき、確か好きな人いるって言ってたなっ。誰だっけなぁ…」


その言葉を聞いた瞬間笑えなくなった。自然と涙が出てきた。私はバレないようにその涙を必死でぬぐいやっとなきやんだ。


でも遅かった。みんなの視線がこっちを向いてる。



「ゆうき。どうした?」

あかりが言う。



「…」


何も答えなかった。


私は恥ずかしくて逃げた。すると バフっ 誰かとぶつかった。誰だろう?…

「すみません。ごめんなさい。」


上を見るとそこにはゆうき君の顔があった。


「…」




ゆうき君は何も言わずに行っちゃった。

どうしよう。私嫌われた?えぇー汗))

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