逆転カップル!?
第3章 女としてのプライド
「うめー!
もう一つ」
『ダーメ』
遊騎がもう一つ、手を出そうとしたところを私はすかさず、お弁当箱を取り上げた
「けち
じゃあさ今度の土曜、飛翔ん家行かせてよ」
少し考えてから遊騎はとんでもない事を口にした
『…いや、無理』
私はすぐに断った
が…
「じゃあ決定な
お前らも行くか?」
いやいやいや
勝手に話を進めないで下さいよ
「ごめん
行きたいけど、土曜は用事があって無理なの」
「わりっオレも」
「じゃあ、オレだけで行くわ」
もう来る事は決定事項なのね…
「遊騎くん
飛翔ん家、どんなのか教えてね」