逆転カップル!?
第7章 逆転カップル誕生?
『お待たせ』
体育館を出ると、藤堂さんは来ていた
『じゃあ帰りますか』
私が歩き出そうとすると
「あのね…」
袖を引っ張られた
?
「手…繋いでいいですか?」
手か…
『ごめん…
手は繋げない。
けど、私から繋ぐ
皆がいる所に出たら、私が藤堂さんを引っ張るから』
私は歩き出した
その後ろを付いてくる藤堂さん
可愛いな
小さくて
――――
ザワザワ
やっぱり観られてる
遊騎とは違う視線を感じる
『握るよ』
私は一応前もって握る事を言った
藤堂さんは小さく頷いた
ギュッ